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ボケ防止

効率化マニュアル

作業を効率化することは常に叫ばれています。特定の人しか実施することのできない作業を「属人化した作業」と言いますが、この属人化した作業をこの世から消し去ることが作業効率化の一歩です。これをおじさん大好きトヨタ生産方式でいうと標準化と言います。

標準化することで、作業はルールに則って決められた通りの動作をするだけで誰でも完了することができます。実際にはそこまで標準化が進むのは難しいですが、マニュアルを読んで多少Q&Aをすれば作業ができる状態であれば標準化できていると言ってよいでしょう。

続いて、平準化というものがあります。今度は特定の人に負荷がかかってしまうのを避けるために人と人との間で作業する量を調整してあげることです。誰かにものすごく頑張ってもらうよりもみんなでちょっと頑張った方が時間効率が良いということですね。計算科学では並列コンピューティングと呼ばれる作業がまさにこれです。

実際には平準化を行うのは難しいです。標準化が進まない限り作業にかかる時間などを見積もることが出来ず、事前に作業を割り振ることができないためです。そのため、基本的には標準化が進んでから平準化のフェーズに進むことが多いでしょう。

 

標準化された作業を延々とこなすことで会社の効率は上がります。利益も出ます。給料にもプラスのフィードバックがあることでしょう。しかし標準化された作業というのはいわばルーチンワークというやつです。従業員に常に同じことを行うことを強いるのはあまりよくないことです。単純作業を延々と繰り返させることは、集中力を欠かせ、トラブルの要因となる可能性があります。ちょうどまっすぐな高速道路を走っていると居眠りしてしまう人がいるように、単調な繰り返しはミスを生み出すといっても過言ではないでしょう。

  

そこで、従業員の方々のリフレッシュというものが重要となります。まず、1時間に1回15分の休憩を入れ、お菓子や飲み物を無料で配布するようにしましょう。この時、プライベートブランドなどの安物を渡してしまうと従業員の士気を損ねる可能性が高いので、最低でも成城石井仕入れるようにしましょう。

また、作業中にもリラックスして取り掛かれるように職場環境にも注意してください。観葉植物や猫、犬、アクアリウム、ししおどし、マーライオンや温泉、プールなどを取り入れると良いでしょう。南国風のアロマをたくのもおすすめです。

更に、経済的な悩みなども従業員の作業効率を下げる可能性があります。家賃補助や住宅購入補助を100%だし、経済的な困難が生じないように心がけましょう。

従業員の悩みの種はそれだけではありません。従業員は一日中会社に縛られることを望んでいません。従業員の一日の労働時間は3時間を上限としましょう。また、有給休暇も1年の半分以上は取れるようにしましょう。彼らが体や心を壊してしまっては会社の、ひいては世界の損失となってしまいますからね。

 

 

 

っていうノリの会社ないですか?